夜間断乳に失敗!パパが7日間挑戦した方法

夜間断乳

「夜間断乳するから協力して!」
仕事から帰宅後、妻からの第一声が聞きなれない言葉でした。

良く分からなかったのですが了承しました。すぐにネットで、調べて夜間断乳とは何かが分かりました。

赤ちゃんが、夜から朝までの寝ている間は、母乳を与えないことです。

赤ちゃんがぐっすり眠れて、夜中に起きたり、夜泣きをすることが無くなる効果があるとのこと。

うちの子は、夜中に2~3回は起き、妻が睡眠不足気味なので、丁度良いかなと考えました。それに2人目も考えているので、卒乳の第一段階としては、ありだなとも思いました。

今考えると、親の勝手な押し付けでした。

1週間の期間、挑戦したのですが結論を言うと”失敗”しました。

失敗までの過程や僕達夫婦が試した方法を紹介します。失敗談として読んで頂けたらと思います。

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睡眠リズムの再確認とルールの設定

夜間断乳を始める前に、妻と話し合いを行いました。

行う目的、赤ちゃんの体調が悪い時はやめる、といった子供を第一に考える内容を夫婦で再確認しました。

子供とコミュニケーション

理解できる、できないは別として、子供におっぱいをやめる旨の説明をしました。

そして、朝起きたら「おっぱいが休めてありがとうと言ってる。よく頑張ったね。」としっかり褒めました。

就寝時は2人だけの状態

妻からは、夜間断乳には夫の協力が不可欠と聞いていました。そのため、寝る時は、寝室に僕と子供の2人だけの状態にしました。

妻がいると、子供がおっぱいを欲しがるからです。

今まで、妻と子供の2人だけで眠ることはあっても、僕と子供の2人という状況は無かったので、正直少し不安でした。

就寝時以外は断乳しない

あくまで夜間だけのため、就寝時以外は、しっかりとおっぱいをあげました。

ただし、授乳は寝る場所以外で行い、寝室はおっぱいを飲む場所では無いことを認識させました。

用意した物

夜起きた時に、おっぱいではなく、飲み物が取れるように、ストローマグを枕元に用意しました。

あとは、大泣きし汗をかいた時のことを想定して、着替えを普段より多めに準備。

余談ですが、2~3日は泣くと、どの体験談でも書かれていたので気合もしっかりと用意しました。

断乳前の赤ちゃんの睡眠リズム

普段はリズムは、朝6時半に起床。9時から11時半までお昼寝。14時半から15時45分までお昼寝。21時就寝。

この睡眠リズムは、ほとんど変えないようにしました。

普段は夜の睡眠で2~3回起きるのが、夜間断乳を行うことで回数が減るかということを確認しました。

夜間断乳は簡単!?

7日目で”やめる”という決断をしましたが、最初から期間を設定していたわけではありません。

むしろ、4日目までは成功していたんです。

なぜ失敗に終わったかを振り返ります。

泣きわめいた初日

妻からの励ましが凄かったです。

「初日は本当にひどいらしいから、しっかりね」

寝る2時間前から10分おきぐらいで言われました。

ストローマグを枕元にセット。寝る準備はできました。事前に妻には、別の部屋に行ってもらい、僕と子供の2人で寝室に向かいました。

子供も「何で今日はパパとなんだ!」と違和感を感じたのか、泣きそうな様子。布団に降ろした瞬間、泣きました。

すぐに抱っこすると、泣き止みました。ただ、抱っこで寝かせる癖は付けたくないので、また横にしました。

しかし、置くとすぐに泣き叫び、ママを探して歩き始めました。なかなか、泣き止まず、かわいそうに感じましたが、初日ということもあり我慢。

20分ほど泣いた後に、疲れ果てて眠りました。泣き疲れです。眠ったことを確認し、妻を呼び、同じ部屋で眠りました。

朝4時に1回だけ起きましたが、母乳の代わりに、マグマグでお茶をあげると、すぐ眠りました。

ストローの先がおっぱいがわりになるんですね。

朝起きると機嫌も良かったです。「よく頑張ったね!」としっかりと褒めました。

一方、ママはというと、おっぱいがはって、搾乳機で絞っていました。

乳腺炎になるリスクがあるので、搾乳機でしぼったり、朝起きたら子供にのませることが大事と妻も言っていました。

すんなり眠った2日目

2日目は眠らせ方を少し変えてみました。

布団に置く時、スマホの明かりでパパがいることを分かってもらい、赤ちゃんが気に入っている音楽を流してみました。

暗闇にしているので、誰もいないという不安を解消し、子供の好きな音楽を流すことで安心感をだそうという魂胆です。

うちは、アマゾンプライムのCMが好きなので、CMを流しました。すると、案の定CMを食い入るように見つめて大人しかったです。

その後は、スマホの光が漏れないよう裏側にして、アマゾンプライムのCM曲のみを小さい音で流しました。

なんと5分ぐらいして眠りました。このやり方はとても良かったようで、自分で自分を褒めたくなりました。

夜中に起きた回数は1回で、朝5時くらいでした。起きた時はストローマグでお茶あげるとすぐ寝ました。良い流れです!

赤ちゃんも理解した3日目

3日目になると、子供も「寝る時はおっぱいがない」と諦めたのか、布団に連れていくとすぐに、大人しく横になるようになりました。

2日目と同じように音楽を流すと5分ぐらいで眠りにつきました。この日も5時くらいに起きましたが、お茶を飲ますとすぐ就寝。

成功と実感した4日目

4日目も前日と同様に、布団に連れていくと、静かになりました。寝返りは何度かするものの、5分程で就寝。(この日は音楽無し)

なんと、朝6時過ぎまで1度も起きませんでした。

「成功した!」と確信しました。いつもは残念な夫と呼ぶ妻も、これには驚いた様子で素直に感心していました。

僕も妻に、得意気に寝かしつけの方法を語っていました。

次の日、まさかの事態が起こるとも知らず。

まさかの5日目

少なくとも1週間は僕が1人で寝かしつけを行うことにしていたんです。しかし、仕事の関係で僕の帰りが遅くなることが当日分かりました。

すぐに「21時30分には眠れるから大丈夫」と連絡をしました。はじめは、妻も21時半まで待つつもりだったそうですが、家に帰ると、なんと真っ暗。

妻が勝手に寝かしつけをしていたのです。

案の定、ママだとおっぱいくれると思ったのか、しがみついたり、泣いたりで、眠らなかったそうです。

しょうがなく、その日は妻がそのまま寝かしつけ。もちろんおっぱいはあげず。
22時過ぎても眠らず。眠ったのは22時30分。夜中は2時と5時の2回起き。

翌日妻に話を聞いてみると、眠いのに眠ろうとしない感じだった、目を閉じては、ハッと起きて、泣き出して、また静になるの繰り返し。

僕の帰り待っといた方がよっぽど得策じゃないか!と、ついつい怒ってしましました。

寝かしつけを交代した6日目

「いずれは1人で寝かしつけをしないといけないから、今日から私がやる」と言い出した妻。

少なくとも1週間は、僕だけでやる予定だったのに、まさかの事態に。

僕も同じ部屋にいて見ていたんですが、妻によじ登ったり、寝ようとしても起きるの繰り返しで全く眠りません。

そして、夜泣きが始まりました。あまりに泣いていたので、子供がストレスを感じてはいけないので、2人相談しておっぱいをあげることに。

授乳すると、安心したのかすぐ寝ました。授乳したからかは分かりませんが、普段と同じ夜中に2回ほど起きました。

諦めた7日目

前日、授乳をしましたが、最後の望みをかけ、僕1人で寝かしつけてみました。

最初は眠りそうでしたが、15分くらいして、ママを探し出して泣き始めました。どうしようもなく、ママがおっぱいあげるとすぐ就寝。

やはり、1度あげてしまうと上手くいきませんでした。

夜間断乳をしてみた感想

1週間挑戦し、夜間断乳は失敗に終わりました。

赤ちゃんにストレスがかかる事が、特に心配でしたので、無理に継続はしませんでした

夜起きずに眠りたい、という親の勝手な希望に付き合わせてしまって申し訳なかったなと感じてます。

とはいえ振り返りは大事です。
4日目までは完璧成功したと高を括っていたんですけどね。

5日目の妻が寝かしつけたのを僕が出来ていれば、結果はまた違ったかもしれません。仕事で遅くなってしまって反省です。

日々、学ぶことが多い子育てです。
ゆっくりと、時がきたら卒乳をしていきたいと思います。

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