「フガフガが気になって寝れない」
「鼻がつまっていて、夜泣きする」
「夜中、苦しそうでかわいそう」
赤ちゃんの鼻づまりに悩んでいらっしゃるママ、パパが多いんじゃないでしょうか。
僕たち夫婦の子供も生後2カ月くらいからずっと悩まされてきました。(現在もですが)
どうにかして解決したくて、耳鼻科の先生、産婦人科の先生、助産師さん、小児科医、先輩ママから話を聞き、15個の対策を紹介してもらいました。
それら15個を「自宅にある物で出来る事」「新たに商品を買う必要があるもの」「病院に行く必要がある物」に分け、実際に試したので、検証結果を紹介します。
赤ちゃんって、どうしてあんなに鼻がつまるんでしょうか。
僕の友達に聞いても、だいたいの子供が同じ症状をもっています。耳鼻科に行っても、同じ理由で来院する親御さんは多いそうです。
特に月齢の低い子は困っているパパ、ママがたくさん。
乳幼児も当然、鼻呼吸なので、しっかりと通してあげないと、本当に苦しそうで可哀想。母乳を飲むのも一苦労です。
子供も親も眠れない状態に陥っては、悪循環なので、早めの対処が必要です。
目次
自宅にある物で対策
耳鼻科や小児科に行かなくても、自宅にある物で解決出来るかを試してみました。
お風呂に入れる
お風呂に浸けると結構おさまりました。
蒸気がすごく、湿度が高いのが良いんでしょう。
お風呂のお湯をためて、少し放置して、湯気を風呂中にいきわたらせてから、お風呂に入れるようにしました。
加湿器
乾燥は大敵なので、湿度を上げると良い。というのは良く聞きます。
あまり効果はありませんでした。
お湯を枕元に
加湿器だけでは、湿度が足りない!潤いが足りないのでは!?と思い、枕元にお湯を置きました。
蒸気で、鼻の通りは・・・普通でした。夜中にはお湯が冷たくなって持続性なし。
お風呂に入れると少しは良くなるので、効くと思ったんですがイマイチでした。
温かいタオル
湿度を上げるという意味では、同じですが、今度はタオル。
熱したお湯をタオルにかけるのと、濡らしたタオルをレンジでチンの2パターンやりました。
僕は2度火傷し、苦労して蒸しタオルを作りましたが、期待する反応を得ることはできませんでした。さらには、すぐ冷めるので持続力がなさすぎます。
たまねぎスライス
たまねぎをスライスして、容器に入れて近づけるという解消法。実は、助産師さんが教えてくれたやり方でした。
確かに大人でも、玉ねぎのみじん切りをしていると、涙と鼻水がでてきますよね。これを狙っているんでしょうか!
妻は、涙を流しながらスライスしていましたが、うちの赤ちゃんには効果無しでした。
スライスした玉ねぎは、親子丼に入れて美味しく頂きました。
こよりでくしゃみ
ティッシュを細くねじって、鼻の穴に入れて、コチョコチョ。
大人でも、くしゃみがでたり、鼻水がたれてきますよね。子供は嫌がって泣きました。
泣かせる
うちの子は、鼻を拭こうとすると泣きます。泣きだしたら、少しだけ放置して泣き止ませないようにしました。
泣くと鼻水でて、少しだけ通りが良くなった気がします。ただ、その鼻水を吸ってあげないと別の問題にもなるので、こまめに取ってあげた方が良いです。
母乳を鼻の中に入れる
母乳法も助産師さんのおすすめの方法です。最初は母乳を使う?と疑問でしたが、しみないし、殺菌作用があって良いそうです。
半信半疑で試してみましたが、うちはダメでした。
個人的には、お風呂に浸からせるのと、少し泣かせ続けるのが、かろうじて良かった気がします。
鼻づまり解消商品を購入
自宅にあるものでは、上手くいかなかったので、薬局やネットショッピングで商品を買ってみました。
世の中には、色んな商品がありますね。
ママ鼻水トッテ
まっさきに手を出したのは、口で鼻水を吸うことができる、手動の吸引器です。
手動のトッテでは、手前のサラサラしたのは取れるんですが、奥の方は全く吸えませんでした。なによりパパやママが口で吸うので、菌が移ります。
子供の風邪菌をママやパパが貰うというのは、よくある話です。
メルシーポット
耳鼻科の先生も、おすすめのメルシーポット。
電動鼻水吸引器です。スイッチを入れると結構な音を出して吸い取ってくれます。
妻はメルシーポットには大絶賛!育児グッズで1番購入して良かった物と豪語しています。
先端をボンジュールに変えると、より吸引できます。
ちなみに、持ち運びができるタイプのベビースマイルを購入しましたが、口コミほど取れるとは思いませんでした。
口コミを見て、期待していただけに残念でした。それから、持ち運びタイプですが、面倒で持ち運ぶことはしませんでした。
胸に塗るスースーするクリーム
ピジョンの胸やのどや背中に塗る、市販の改善薬です。
改善されませんでした。
ハッカのアロマ
ハッカがスースーして良いと妻が言っていたので、ハッカのアロマを試してみました。
違和感のないハッカの心地よい香りでした。子供には効果がなかったです。僕たち大人は、リラックスは出来ました。
購入した商品の中では、メルシーポットが最高でした。
病院にかかって対処
自分たちだけでは、改善することができそうになかったので、耳鼻科や小児科にも行きました。
お医者さんは、市販では販売していない薬を処方してくれるので、かなり期待していました。
生理食塩水
ボトルを押すと霧状の生理食塩水が出てきます。基本的に鼻づまりがひどいようなら、何度でも使って良いです。
うちの子は、むちゃくちゃ嫌がります。効き目はいまひとつ。
鼻の下に塗るスースーするクリーム
耳鼻科で処方してもらった塗るタイプです。
ハッカ入っているそうで、スースーします。1日3回、鼻の入り口に綿棒で塗ると通りやすくなります。
このクリームは効果ありでした。試しに、僕も塗ってみたんですが、気持ちが良いぐらいスースーします。
うちの子には、寝る前にクリームを塗って、寝かせています。
吸入器
吸入器は小児科や耳鼻科でブーンと音がする、白い煙が出る機械です。気管を広げてくれて、呼吸しやすくなります。
音はこんな感じです。振動があるので、マンションの人は使うときにクッションかマットを敷いたほうが良いです。
吸入器だけを購入しても、耳鼻科で吸入液を処方してもらわないと使えません。
機械に液体を入れて、スイッチを押すだけで、白い煙が出てきます。その湯気のような気体を赤ちゃんの口や鼻に当てると、ぜぇぜぇ、フガフガが落ち着きます。
うちの子も寝る前にやっていますが、効果ありです。
さすがは、お医者さんです。効き目のある解消法を教えてくれます。
1番効果があったのは?
鼻づまりに効果があった解消法をまとめると、下の5つでした。
「お風呂」
「泣かせる」
「メルシーポット」
「スースーするクリーム」
「吸入器」
お風呂に入って、泣かせて、吸引器で吸うなどの組み合わせ技もやりました。組み合わせ技は結構良いです。
その中でも、1番良かったのは、メルシーポット。(長く使えるし、中耳炎予防にもなります)
2番目は、オムロンの吸入器。(ぜえぜえ、フンガフンガも少なくなるし、長く使えます)
ただ、劇的に症状が良くなったかと聞かれれば、結局は何しても気休めです。
月齢が小さ過ぎた時は何しても劇的な効果はありませんでした。一方で、6カ月を超えたあたりから、少しずつ収まってきました。
更には、季節的な要因もあります。冬は乾燥して、特にひどかったですが、季節が変わって暖かくなると、少しマシになってきました。
どれがベストな選択かは、乳幼児、月齢、季節によって、人それぞれです。
赤ちゃんの鼻づまりには、皆さん苦労するかと思いますが、自分たちだけで、解決できない時は、耳鼻科の先生を頼るのが安心です。
記事に興味を持っていただけたら、シェア頂けると嬉しいです(^^)