気になってはいるものの中々やろうとしないお風呂の床掃除。皆さんはどのくらいの頻度で掃除されていますでしょうか。
僕自身、今までは半年に1回程度でした。床に付いた黒ずみや赤色の汚れを認識していたんですが面倒で放置してしまうんですよね。浴槽は、毎日バスマジックリンとスポンジで洗っているのに、自分で言うのもなんですが、おかしな話です。
しかし、ある時「お風呂のカビは放置していては危険」という内容をテレビで見ました。
小さい子供がいるので心配に。喘息、アレルギーになる可能性もありますし、子供は何でも触るのでカビを触ることも良くないと思い、その日の内に風呂床の掃除をしました。
お風呂場の床の黒ずみ、茶色い汚れ、赤カビを3つの道具を使って短時間で綺麗に掃除した方法を紹介します。
掃除に必要な3つの道具(バスマジックリンはダメ)
汚れを落とすために必要な道具は、たった3つです。
風呂釜を洗う際にバスマジックリンを使っているので、床も同じ洗剤で洗えばいいか、って思っていませんか。実は僕自身がそう思っていてバスマジックリンを使っていました。
しかし、何度ブラシでも磨いても磨いても中々黒ずみカビや黄ばみが落ちなかったという経験があります。
そこで、今回用意したのは「重曹」「クエン酸」「スポンジブラシ」の3つです。
重曹は電子レンジを綺麗にする時にも使いました。本当に万能アイテムです。
「10年放置した電子レンジの焦げ付き、油汚れを20分の掃除で除去」
重曹もクエン酸も欠かすことのできない掃除グッズで、100均で買うことができます。たまたま100均に床用のスポンジがあったので買ってみました。本来は捨てる歯ブラシでやる予定でした。
スポンジブラシはわざわざ買わなくても、家にある歯ブラシなどで代用可能ですので200円程で道具は揃います。
道具が揃えば、あとは綺麗にするだけです。掃除中は換気をしておきます。
10分で綺麗になる掃除方法
最初に手をつけた場所は角部分。角は水ハケが悪くカビができやすい部分です。うちの場合は黒ずみ、赤ピンク色のカビ、黄ばみに水垢と、かなり汚れていました。
そこに重曹を撒きます。さらにその上からクエン酸を撒きます。混ぜても大丈夫!?と思うかもしれませんが大丈夫です。
少し水をかけるとシュワシュワと音が鳴り反応を始めます。炭酸ガスが発生します。化学反応により汚れを根元からかき出すイメージです。
1、2分時間をおいてスポンジで磨きます。
タイルに凹凸があるので、汚れが残った分を歯ブラシでこすると綺麗になりました。
ビックリするぐらい簡単に落ちました。バスマジックリンを使って苦労したのがウソのようでした。
あまりにも簡単に汚れが落ちるので楽しくなってきました。次の黒ずみ部分に移動しました。
ここも赤ピンクの水垢、黒ずみカビや茶色の汚れ、黄ばみが広がっています。
先ほどと同じように重曹とクエン酸をふります。
スポンジでゴシゴシ。綺麗になったように見えました。
よく見てみるとでこぼこの溝の部分に少し汚れが残っていました。
スポンジだとどうしても一気に汚れを取るのは難しいので、ブラシがオススメです。残り部分を歯ブラシでこすると綺麗に汚れが落ちました。
扉下の隙間や排水溝も忘れないで!
床が綺麗になったからといって終わりにしてはいけません。扉の隙間と排水溝が残っています。
見落としがちになるのがお風呂の入り口の扉部分です。意外にも汚れています。
扉部分でも重曹とクエン酸のコンビで同様に汚れが落ちます。
子供が風呂場から出るときに踏む可能性があるので、定期的に手入れが必要です。
最後は、汚いのは分かっていても目を背けてしまう、髪の毛や石鹼が流れていく排水溝です。
*あまりに汚いのでボカシを入れています。
排水溝もクエン酸と重曹でいけます。2、3分時間をおいて、こすると。
綺麗になりました。頑丈な汚れでも意外と落ちます。落ちない場合や、臭いが酷い場合は、しっかり換気をしながらカビキラーを使った方が良いです。
因みに、風呂場に鏡が付いている場合は、鏡も重曹、クエン酸のセットにブラシでこすると水垢が取れます。
最後は、水をかけ、換気をして終了です。
キレイにして良かった?
間違いなく綺麗にして良かったです。
綺麗になったお風呂場は入っていて気持ちが良いですし、子供が床に座ったり、触ったりしても少しは安心です。カビから子供を守るのは親の役目です。洗濯機の掃除した時もそうでした。
■参考記事:「知らないと子供が危険!洗濯機から茶色いカスが出た時の掃除方法」
さらに、妻も大喜びで、僕への接し方も優しくなった気がします。子供のためにもなって、妻の機嫌も良くなり、気持ちよく入浴が出来るという一石三鳥ですね。
最後にまとめます。
1.必要な道具は3つ(重曹、クエン酸、ブラシ)
2.掃除中は換気する
3.重曹とクエン酸を混ぜてブラシでこする
4.掃除後は水で流す
5.個の掃除方法は、床だけでなく、扉まわり、排水溝、鏡にも使える
クエン酸は安全かつ万能なので安心して使えます。「シンクの掃除は3つで十分!黒カビを15分で綺麗にした方法」でも、とても役立ちました。
余った重曹とクエン酸で子供が大好きな人形が出るバスボムを手作りしました。
■参考記事:「びっくらたまごにそっくり!安全なバスボムの作り方」
掃除をする頻度については、本当は毎日が理想ですが中々出来ないので1カ月に1度は床を磨くようにするといいです。10分程度で終わるのでこれならできそうですよね。僕もクリーンな状態を保てるように心がけていきます。
安心して子供と入浴ためにも定期的な風呂場の床掃除をしてみてはいかがでしょうか。
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