わたしごとですが、子供が産まれました!
赤ちゃんって、むちゃくちゃカワイイですね。自分の子供だから余計に、そう思うのかもしれません。
今後は、本格的なイクメンパパのブログに進みそうです。
陣痛室で僕が、実際に体験したこと、感じたことを、男目線で紹介します。
旦那さん、初めての出産は不安じゃないですか?旦那さんだけじゃなく、奥さんも不安のことでしょう。
僕は何をどうしたら、どうしたら良いかわからず陣痛室、待合室でアタフタしてました。
男の僕が実際体験して、助産師さんから学んだ、陣痛室で対処法を旦那さんに向けて書いていきます。
初めての出産でもこれで大丈夫です!(お産の状況は、人それぞれですので、あくまで参考程度に見て下さい)
目次
陣痛室とは?
妻の陣痛が始まったのは突然でした。
その日は妻から「出血した」と報告がありました。心配しましたが、よく言われる「おしるし」のこと。
おしるしがあった数時間後、陣痛が始まりました。そのまま入院です。
運ばれた場所は陣痛室。複数人がいる相部屋でした。
周りでは、悲鳴や、苦しむ声が聞こえてきます。
過ごし方
陣痛室とは、お腹が頻繁に痛んだり、破水をしたりと、もうすぐ産まれる妊婦さんが過ごす場所です。
ここに運ばれたら、赤ちゃんと会えるまで、もうすぐです。
過ごし方は人それぞれです。痛みが強い場合は、何もできないです。
痛みが弱い場合は、テレビを見たり、読書をしたり、スマホをいじったりと通常通り過ごすことが出来ます。
「夫には、付き添っていて欲しい」と思う女性がほとんどです。夫がそばに居るだけで安心します。
妻は、相当痛そうで、声を出していました。
しばらくして、個室へと移りました。
叫び声が響いてましたら、周りを意識している余裕はないそうです。
相部屋でも問題ないですが、できるだけリラックスできる個室が良いです。
旦那さんが知っておきたい知識
陣痛が始まったら、一般的には約24時間で出産です。
もちろん例外もあります。2時間の人もいれば、48時間の人もいます。
日頃から運動などをして、予定日前は睡眠をしっかり取っておくなどして、長時間闘える体勢にしておきましょう。
赤ちゃんが生まれるには、子宮口が10cm開いてから2時間程です。
最初は子宮口が2cmしか開いてなくても、急に開く可能性もあります。
陣痛周期は最初は15分に1度、1分ほどの痛みがあります。
徐々に間隔が狭まり、周期が2分間隔になると、もうすぐです。
妊婦さんは部屋に入ると、機械をお腹に装着されます。(エコーのような物です)
この装置で、赤ちゃんの心拍数、陣痛周期、外測陣痛を測ることができます。
心拍に関しては、直接ではなく、胎盤や羊水が挟まるので、正確な数値とは異なりますが、130~150が目安になります。
外測陣痛は、0なら痛みはありません。痛む時は数値が99まで上がります。
奥さんの痛みの目安となります。
旦那さんの食事は基本出ません。
コンビニで飲み物やご飯を買っておくと良いでしょう。
奥さんが痛みで、食事を食べれない場合は、旦那さんが食べることができます。
男性用シャワールームは、基本的には用意されていません。
そのため、陣痛が長引くと何日もお風呂に入れないことがあります。
助産師さんや医師が内診を行う際は、旦那さんは部屋の外やカーテンの外に出されます。
この間にトイレに行っておいた方が良いです。(トイレに行く時間もなくなる可能性があるので)
夫が出来る7項目
ご主人、本を読む暇もありません。ましてやブログを書くなんてもってのほかです(笑)そんなことをする人はいないと思いますが、思った以上に時間ないです。
僕は本を持って聞きましたが、陣痛中は読む暇もなく、分娩室に妻が運ばれてからは、読もうとはするものの、頭に全く入ってきませんでした。
前にテレビ番組のノンストップで紹介してましたが、離婚しますよ・・・。
女性は出産のことを一生覚えているそうです。
奥さんと子供の事だけを考えて、一緒に頑張りましょう!
ご紹介するのは、僕の場合で、全ての人に当てはまるわけではありません。奥さんが望むことをするのが良いです。
①背中をさすりあおぐ
背中さすってあげましょう。
それだけでも、奥さんの気持ちは落ち着きます。さらに陣痛中は体が熱いのでウチワなどであおいであげるといいです。
妻は「暑い、暑い」と言っていたので、うちわであおぎました。2人目の時はうちわの準備もしておきました。
②マッサージ
痛みで踏ん張ったり、緊張状態が続いているので、肩や足が凝ります。
頻繁でなくて良いので、太もも、ふくらはぎ、肩、腕をマッサージしてあげましょう。
③尾てい骨からお尻にかけてを押す
赤ちゃんが下りてくると、妊婦さんの骨盤を押すので、背中から尾てい骨にかけてが痛くなります。
呼吸に合わせて、しっかりと手のひらで押してあげましょう。
最初は、背中、徐々に尾てい骨からお尻の周辺へと、時間と共に移動していきます。
④一緒に呼吸を整える
痛みが出てくると、ハァハァと呼吸が荒くなったり、常に呼吸が深くなります。
呼吸が荒くなると、疲れが溜まってしまいます。
深呼吸したり、ゆっくりと呼吸するように一緒にしましょう。
(実際痛すぎて、それどころじゃない場合もあるんですけどね)
⑤声をかける(励ます)
常に声をかけてあげてください。「辛いけど一緒に頑張ろう!」「赤ちゃんも頑張ってるよ!」など。
しょうもないこと言うと怒られます。
僕は、「おっさんはお産しないね」と言うと、「それどころじゃない!」とガチ切れされました。
こんな時は、ギャグは止めといた方がいいですね。
⑥飲み物を飲ませる
飲み物をしっかりと飲ませてあげましょう。
麦茶や水など、ノンカフェインの物が良いです。
寝転んだ状態で、飲むことが多いので、ストローを用意しておきましょう。
⑦足の間に布団や枕をはさむ
いきみだしだら、足をぴんとして閉じるようになります。
その時は、布団や枕を太ももに挟んであげましょう。
赤ちゃんの頭が下におりてきているので、股を締めることで頭を挟んでしまうことになります。
偉そうな事を書いてますが、全て助産師さんが教わりました。
もぉ助産師さん凄すぎです。頭が上がりません。安定感がありますね。
助産師さんがいるだけで安心します。
分別室に入ったら
妻はなかなか、子宮口が開かず、丸2日間、寝ずに、何も食べずで体力の限界だったため、促進剤を使いました。
すると、促進剤を使用した3時間後に、内診を終えた助産師さんから、「よし!分別室行くよ!」と突然の言葉が。
僕はもうアワアワしてました。
妻が「夫は立会いします!」と先生に言っていたんですが、立ち会うと僕が失神しそうだったので、遠慮しました。
(はい、情けない夫です。)
立会いを希望しない旦那さんは、待合室で待ちます。
立会いを希望された方は、分娩室に一緒に入ります。奥さんの頭側にご主人が立つ事になるので、血とかは見えないそうです。
待合室でソワソワ。本を読んで落ち着こうとするも、何も頭に入ってこない。
5分後、「オギャーオギャー!おめでとうございます。」妻が運ばれた部屋から声が聞こえてきました。
そこから3分程して、看護師さんから「○○さんのご家族の方ー」と呼ばれました。(漫画やドラマの世界と全く同じです)
もう、ドキドキでした。今でも覚えています。看護師さんからは「おめでとうございます!元気な○の子ですよ!」と。
ここで初めて、赤ちゃんとご対面。まず、抱っこをさせてくれます。
手が震えて、上手く抱えることができません。
むっちゃ感動しますね。
生まれたら、赤ちゃんの足に、妻の名前をフルネーム書きます。(良く旦那さんの名前を書くという笑い話がありますが、そんなギャグをかます余裕はありませんでした)
分別室に入ったら、本当にもうすぐです。
僕達がいる間に、何人か横に入ってきましたが、どこの家族もだいたい5分以内には産まれてました。
出産後は唯一、奥さんが1人でゆっくりできる時間なので、大部屋ではなく、個室を用意するのがベストです。
出生届けは、病院で紙もらえます。市役所や区役所でも貰えますが、一般的には病院でもらった書類を市役所や区役所に出すそうです。市役所や区役所には、出生届けを24時間提出することが出来るので慌てる必要はありません。
出生届けを提出する際は、母子手帳と出生証明書がいるので、奥さんの退院後に行くのが良いでしょう。
最後に、この記事を見て下さったご家族全員が、無事に元気な赤ちゃんを産むことをお祈りしております。
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