初めてのモスクワ観光どこが良い?ロシアに3カ月滞在した食事や名所!

赤の広場は世界遺産

ロシアと聞くとどんなイメージがありますか?

危険、寒い、ピロシキとあまり良い印象を持っていないと思います。ヨーロッパに分類されますが、わざわざ観光に選ぶ場所でもないですよね。

そんな危ないイメージがあるロシアで3カ月間生活しました。

料理は美味しいし、観光名所はたくさんあって、想像以上に良い所でした。(尋常じゃない冬の寒さを除けば・・・)

数十カ所行った観光スポットの中で本当に良かった所、食事、地下鉄、空港、英語と90日間で実際に僕が体験した下記の疑問点を解説。

・初めてのモスクワ旅行で不安
・事前に何を準備したらいいの?
・観光地はどこに行ったらいいんだろうか?
・食べた方が良い美味しい料理ってなんだろう?
・地下鉄マップに観光地の場所の記載があると便利

そんな初めてのロシア観光を満喫するための情報を紹介します。地下鉄の路線図に観光名所を記載したオリジナルマップも掲載。

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目次

直行便、アエロフロートとJALどっちが良かった?

東京からモスクワには直行便がアエロフロート(ロシア航空)とJAL(日本航空)の2社が運行しています。

アエロフロート

東京の発着は成田空港からですが、Moscowの発着空港が航空会社によって違います。

モスクワにはドモジェドヴォ空港・シェレメチボ空港・ヴヌコヴォ空港の3つがあります。

JALを利用する場合はドモジェドヴォ空港、アエロフロートを利用する場合はシェレメチボ空港と異なります。

ドモジェドボ空港

両方の航空会社でエコノミークラスとビジネスクラスを利用しましたが、個人的には断然JAL派です。

アエロフロートの座席幅

飛行時間は9~10時間ですが、ビジネスクラスは快適であっという間でした。

JALのビジネスクラスでモスクワへ

どちらの空港も大きく、空港内にホテル、両替所、レストランはあります。個人的には人が少ないシェレメチボ空港が好きです。

市内から空港へのアクセス

空港から中心地に行き来する方法は、バス、鉄道、タクシーがあります。おすすめはアエロエクスプレス(鉄道)です。

ロシアのアエロエクスプレス

荷物が多くて移動が面倒な場合は、ウーバーを使ってタクシーを呼ぶのが安全です。

アエロエクスプレスは空港とモスクワ市内を結ぶ鉄道で、成田エクスプレスのようなイメージです。どちらのエアポートにも30分に1本の間隔で運行していますが、空港によって発着の駅が異なるところがポイントです。

料金は普通席は500ルーブル、ビジネスクラス(グリーン車)は1000ルーブルです。ネットで事前予約をすると420ルーブルになります。支払いはクレジットカードも使えました。

アエロエクスプレスのチケット売り場

シェレメチボ空港には、べラルースキー(Belorussky)駅から35分。地下鉄の最寄り駅はべラルースカヤ(Belorusskaya)駅。

ドモジェドボ空港には、パヴェレツキー(Paveletsky)駅から45分。地下鉄の最寄り駅はパベレーツカヤ(Paveletskaya)駅。

普通席でも混雑しておらず、座れて座席幅も広いので、普通席で全く問題ありませんでした。

アエロエクスプレスの電車内

アエロエクスプレスを利用するメリットは、渋滞によって時間が取られないことと、値段が安いことです。是非試してみて下さい。

ロシアは安全だったけど、英語が通じない

そもそもロシアってどんなところ?って思いませんか?

生活していて気づいた、旅行前に知っておくと便利だと思う点ををあげていきます。

国土は世界一、人口は日本と同じくらいですが、日本とは異なる点が多々あります。

入国にはビザの取得が必要なんです。個人で取るには結構面倒なので、旅行代理店にとってもらうのが一番安心です。

日本との時差、天気、気温は?どのくらい寒い?

日本との時差は場所にもよりますが、首都モスクワとは9時間。(日本が朝の9時だと、夜中の3時)

天気は春夏は晴れが多く、気温も30℃近くまで上がるのでハーフパンツとTシャツで過ごせます。朝晩が冷えることもあるので、パーカーのようなはおりものを1枚持っておくと安心です。7月、8月が1番の観光シーズンで、色々な国から観光客が訪れます。日本からのツアーもこの時期が多かったです。(観光客は中国人が多かった)

また夏場は白夜で夜10時くらいまで外が明るいです。活動時間が長くて楽しい気分に。

9月を過ぎたぐらいから徐々に寒くなり、冬の気温はマイナス20℃近くまで下がりました。スノボのウエアーで過ごしていました。ユニクロのウルトラライトダウンをインナー代わりに活用するのがおすすめ。

電源変換プラグは?

電源プラグは日本のものをそのまま使うことはできず、変換プラグCが必要です(変圧器はいりません)。旅行前に用意しておいた方が良いです。

両替やクレジットカード事情は?

日本円からルーブルへの両替は、ホテルや銀行で出来る場所はありますが、物凄く限られています。現金両替はグム百貨店の上の銀行で出来ました。
ATMを利用してルーブルをおろせるようクレジットカードでのキャッシングがレートの関係からもオススメです。ATMは至る所にあります。

一方で現金を持っていなくても、VISAやマスターブランドのクレジットカードがほとんどのお店で使えます。アメックスやJCBはほとんど使えません。外資ホテルでは使えました。スキミングがものすごく流行っているので、クレジットカードを店員さんに渡すことのないように気を付けた方が良いです。

言語は?日本は語通じる?

ロシア語が公用語ですので、英語がほぼ通じませんでした。ワールドカップが開催されるので、徐々に英語表記も増えてきていますが、ほぼキリル文字です。

鉄道、タクシー、観光名所でも英語は通じません。レストランはお店によっては英語のメニューがあります。

そんな時に役に立ったのが、グーグル翻訳のアプリです。グーグル翻訳に現地の言葉で話しかけて貰ったり、メニューが日本語に変換してくれるので、むちゃく便利でした。まさにドラえもんの「ほんやくこんにゃく」です。

日本語は全く通じません。

Wi-Fiは?

ホテルでは無料のWi-Fiがとんでいます。また、バス停、地下鉄、美術館でもフリーWiFiが使えます。

しかし、海外携帯か、空港で海外用のWi-Fiを借りた方が絶対良いです。グーグルマップやグーグル翻訳等の観光に必要なアプリを使うためです。ネットがあれば正直なんとかなります。

タバコが安い

喫煙率がむちゃくちゃ高いです。タバコの値段がかなり安いんです。マルボロで130円くらい。ヨーロッパ限定のアイコス(パーラメント)も日本で買うより安いです。

喫煙者は多いんですが、マナーがすごくしっかりしていました。歩きタバコをしている人はほぼ見かけませんし、レストランなどの店の中ではタバコ吸いません。

因みにビールも安い。地場の缶ビールが500mlで100円ぐらい。安く酒飲んでタバコ吸って最高ですね。

パスポートは常に持ち歩いて!

外にでかけるときは、必ずパスポートを持ち歩いた方が良いです。置いとくと取られるからではなく、あらゆるところで、パスポートの提示を求められます。

スーパー、観光地の入り口、タバコやお酒を買う時などなど。お店に入りたくても、持っていないと入れないなんてことになると非常に面倒です。

道路ではいろんな国のメーカーの車を目にしました。一番多いのはアフトワズという国産の自動車メーカー。トヨタや日産などの日本メーカー以外にも、シュコダ、キア、ヒュンダイ、ヨーロッパやアメリカの自動車メーカーと、ここまで色んな国の自動車メーカーが一度に見れる場所は他の国にはないぐらいで、見てて面白いです。

移動は地下鉄(メトロ)が便利。乗り方は意外と簡単!

市内の移動はメトロがおすすめです。

ロシアの地下鉄は芸術的

地下鉄は凄く便利で、慣れてしまえば簡単です。乗り換え案内の「Yandex Metro」アプリを事前にダウンロードしておくと良いです。英語とロシア語に対応していて、駅名の文字入力をしなくても、路線図から選ぶことができるからです。GPSをオンにしておくと、今自分がどこの駅にいるかもわかります。

モスクワ地下鉄乗り換えアプリ

切符は1回55ルーブルで、1回改札を出るまでどこまででも乗れます。

地下鉄自体が観光名所になっています。メトロツアーがあるんです。まずホームに降りるまでのエスカレーターがものすごく長いです。かなり深くまで潜ります。

地下深いロシアの地下鉄

また、駅によってデザインが異なり、美術館のようです。

モスクワの地下鉄

ホームに降りて困るのが、「どっちの電車が行きたい方向に行くのか?」です。ホームにはキリル文字しかないため困ります。ホームにある看板を見ると、向かう方向の駅が看板に全部書いてあるので、メトロアプリで行きたい駅を確認し、その駅が書いている方の電車に乗ると間違いがありません。

モスクワ地下鉄の乗り方

車両は汚く、乗り心地は良くないですが、特に気になりません。朝夕の通勤時間は混雑します。

モスクワの地下鉄の電車

地下鉄以外の移動手段は、タクシー、バス、自転車があります。

タクシーは目的地まで連れて行ってくれるので便利ですが、渋滞で時間が読めないのと、運転が荒いのでリスクが伴います。

もしタクシーを利用するので、あれば、流しのタクシーではなく、ウーバーを利用するか、ホテルで呼んでもらった方が良いです。特に観光地でまっているタクシーを捕まえると、ぼったくられます。

赤の広場から1回乗ったことがあるのですが、尋常じゃないスピードで料金メーターが上がっていき、すぐ降りました。事前に金額を交渉しても、もめるのでどうしようもありません。

バスは複雑すぎておすすめできません。

自転車は、街中にレンタルサイクルがあります。ネットで登録すると利用できます。自転車で観光も面白いです。

モスクワ市内の自転車

モスクワでおすすめできる観光名所4選!ここだけは見て!

実は世界遺産がたくさんあります。トリップアドバイザーで紹介されている上位50カ所に行きましたが、その中でも僕が気に入ったおすすめの4カ所を紹介します。

赤の広場(Red Square)

夜ライトアップされた赤の広場

1番衝撃を受けたのが赤の広場です。時間が無くても赤の広場だけは純粋に1番見てほしい場所です。

住所:Krasnaya ploshchad, Moscow, Russia

地下鉄の最寄り駅は、Ploshchad Revolyutsii駅かアホートヌイリャット(Okhotny Ryad)駅から歩いて2分です。また、この辺りは地下鉄の駅が多く、Borovistskaya駅かBiblioteka imeni Lenina駅から歩いて5分でも行けます。

昼間の赤の広場

世界遺産ということもあり、多くの観光客が訪れています。大きな広場から見えるクレムリン、グム百貨店、聖ワシリイ大聖堂、レーニン廊がとてもキレイです。

赤の広場から見えるクレムリン。

赤の広場から見えるクレムリン

レーニン廊では、レーニンが眠っています。クレムリンの列と間違えて並んでしまい、中に入ったのですが、私語厳禁、帽子を取れと言われたりと、厳しかったです。

レーニン廊

昼間の聖ワシリイ大聖堂。

昼間の聖ワシリイ大聖堂

夜の聖ワシリイ大聖堂。

夜の聖ワシリイ大聖堂

赤の広場の入り口にあるマネージュ広場から見えるジューコフ元師の銅像も迫力があり、見る価値ありです。

マネージュ広場から見えるジューコフ元師

昼間の景色も素敵ですが、夜はライトアップされて非常に綺麗です。個人的には夜の赤の広場が好きです。

ロシアっぽい記念撮影

赤の広場では定期的にイベントが開催され遊園地や出店が登場します。スケート場もあったりとイベントシーズンも見ごたえがありました。

赤の広場でのイベント

グム百貨店(GUM Department)

夜のグム百貨店

赤の広場に真横にあるロシアで最も歴史あるデパートです。雰囲気がものすごくいいです。パッと見ではデパートとはわからないです。

グム百貨店の外観

お店は200店舗以上があり、ブランド品からお土産売り場やレストランとたくさんショップがあります。

グム百貨店の噴水

買い物に興味がなくても行く価値ありです。

グム百貨店の中

グム百貨店の建物

夏場は周りに花が咲いていて綺麗です。

夏のグム百貨店と赤の広場

グム百貨店の3階にある銀行では、日本円をルーブルに両替することができます。現金が必要になったらこちらで買えるのもありです。

日本の女性に人気のブランド「モスキーノ」もありました。

モスクワグム百貨店のモスキーノ

クレムリン(Kremlin)

モスクワ川とクレムリン

日本でいう国会議事堂や総理官邸のようなイメージで、大統領府や大統領官邸があります。入場料を払うと中に入ることもできます。

住所:Red Square, Moscow 103073, Russia

赤の広場からは歩いて8分ぐらいの場所にあります。赤の広場に面している場所は入り口ではなく出口です。またすぐ近くに列ができているのは、レーニン廊にはいるための列です。

クレムリンの入り口には荷物を預ける場所もありました。キャリーバッグなどの大きな荷物は持ち込みが出来ないので、預ける必要があります。

クレムリンの荷物置き場

最初にチケットセンターでチケットを購入します。チケットセンター外まで列が出来ていることが多いですがその列は1回無視して建物内に入ってください。中にはチケット購入窓口が複数あり、クレムリンに入るだけのチケットを買う場合は、自動販売機や他の列で5分ぐらいで購入できます。

知らずに外の列に並んでしまうと、かなり時間をロスしてします。チケット購入後は入場です。入場料は中を見るだけなら1人500ルーブルです。

チケットを購入後は反対の建物から入場します。

クレムリンの入り口

持ち物チェックを終えるといざ出発です。

クレムリンの入場チケット

前撮りの撮影も行われていました。

クレムリンで結婚式

クレムリンの中は大宮殿、武器庫、大聖堂などの建物が並んでいます。中も見学できるので、すべて見ると1時間以上かかります。

クレムリンの武器庫

時間帯によってはパレードを見ることができます。

クレムリンのパレード

クレムリンでのイベント

クレムリンの中

赤の広場、グム百貨店、クレムリンはモスクワでも1番の観光名所で、実際に行って1番良かった場所です。時間がなくても1カ所にかたまっているのでココだけは見てほしいです。

ゴーリキーパーク(Gorky Central Park)

ゴーリキー公園入口のモスクワ川

市内で1番大きな公園で、のんびり過ごすのに良い場所です。

住所:Krymskiy Val St., 9, Moscow 119049, Russia

パルククリトゥーレ駅(Park Of Culture)から徒歩6分です。トレチャコフ美術館から歩いても行けます。

モスクワ川に面しており、かなり広いです。入場料金は無料です。

ゴーリキー公園の入り口

中には遊園地があったり、冬場はスケートリンクがあります。

ゴーリキー公園でスケート

夏場はチューリップや花が咲いていて色鮮やかです。川沿いをのんびりと散歩するのが休日の過ごし方です。

モスクワ川を散歩

川沿いを雀が丘方向に歩いて行くと、ネスクチュニーサッド(Neskuchny Sad)とばよれる湿地があり、ここもまた合わせて行って欲しい場所です。

Neskuchnysad(ネスクチュニーサッド)の看板

木がおいしげっていて川沿いとは異なる雰囲気です。

Neskuchnysad(ネスクチュニーサッド)

Neskuchnysad(ネスクチュニーサッド)の木々

野性のリスを見つけることもできました。

Neskuchnysad(ネスクチュニーサッド)の野生のリス

卓球台やテニスコートもあり、体を動かすこともできます。

ぶらぶらと歩くだけも良いですが、レンタルサイクルやレンタルキックボードもあるので、自転車を借りて雀が丘(Sparrow Hills)やゴーリキイ公園を周遊するのもおすすめです。

時間があったら行って欲しいモスクワの8名所

先に挙げた4カ所は是が非でも訪れてほしい場所ですが、時間がまだまだある方は、紹介する8カ所にも行ってみてほしいです。

オスタンキノタワー(Ostankino Tower)

オスタンキノタワー

高さ540メートルのテレビ塔で、街を一望できます。

住所:pr-d Dubovoy Roshchi, 15, Moskva,Russia

地下鉄VDNkh駅から歩いて30分とアクセスが悪いので、VDNkh駅からモノレールまたは、タクシー(ウーバー)を利用する方が良いです。

入場料金は一番上まで行くと約1000ルーブルでした。値段が結構高かった印象。

注意点は予約制なのと、パスポートが必要なことです。事前にネット予約をした方がいいです。入口はかなり厳重に警戒されていてセキュリティチェックが凄かったです。

中に入ると、案内の人が1人しっかりとツアーガイドしてくれます。

オスタンキノタワーのガイド

高さ540Mから見える市内の夜景は格別でした。

オスタンキノタワー最上階からの夜景

東京タワーみたいに足元が透けてます。

オスタンキノタワーからの眺望

お土産ショップもありました。

オスタンキノタワーのお土産売り場

トレチャコフ美術館(Tretyakov Gallery)

トレチャコフ美術館

この国で2番目の規模をほこるトレチャコフ美術館です。1番はサンクトペテルブルクにある世界最大のエルミタージュ美術館。

住所:Lavrushinskiy ln, 10, Moscow 119017, Russia

地下鉄トレチャコフスカヤ駅(Tretyakovskaya)から徒歩8分です。他にはノヴォクズネツカヤ駅(Novokuznetskaya)からも徒歩10分程です。

月曜日が定休日で、営業時間は朝10時からです。入場料金は250ルーブルです。

トレチャコフ美術館の入場チケット

チケットを購入したら、荷物やコートをクロークに無料で預けることができます。写真撮影は無料で自由にできますが、フラッシュは使えません。

トレチャコフ美術館のチケット売り場とクローク

美術館の中はWi-Fiが無料で使えました。正直、絵とか美術には全く興味がないんですが、「おっ!これは!」と思える場所でした。(語彙力なくてすみません・・・)

トレチャコフ美術館の絵は写真撮影できる

ゆっくり1つ1つちゃんと見ると2時間以上かかります。

トレチャコフ美術館の絵

休日に行ったんですが、子供達がたくさんいてガイドさんが子供たちに絵の説明をしていました。

トレチャコフ美術館の絵画

お土産売り場もありました。

トレチャコフ美術館のお土産売り場

美術館が好きでしたら、市内にあるプーシキン美術館もおすすめです。

地元で定番のツァリツィノ公園(Tsaritsyno Park)

ツァリツィノ公園の宮殿

教会や宮殿があり、地元民が集まる公園です。

地下鉄ツァリツィノ駅(Tsaritsyno)から徒歩で8分の場所にあります。

住所:Dolskaya st., 1, Moscow 115569, Russia

観光ガイドブックではあまり紹介されていませんが、現地の人々に「ゴーリキーパークの次におすすめの公園はどこですか?」と聞くと、たいていツァリツィノパークと答える程、大人気の公園です。

大きな門が入口にそびえたっていますが入場料は無料です。

ツァリツィノ公園の入り口

ゆっくりと景色を見ながらあるいて。

ツァリツィノ公園の橋

湖を眺めたり。

ツァリツィノ公園の湖

夏場は花が咲いていて綺麗です。冬場は子供がソリをしたり。

ツァリツィノ公園でソリを使って遊ぶ子供

凍った湖でアイススケートをしたりして楽しんでいました。

ツァリツィノ公園でアイススケート

雰囲気が良く、のんびりできる公園でした。

ツァリツィノ公園

雀が丘のスパローヒルズから絶景を満喫(Sparrow Hills)

雀が丘のスパローヒルズ

高い丘から市内全体を眺めることができます。

住所:ul. Kosygina, Moskva, ロシア 119234

地下鉄ヴァラビヨーヴイゴール駅(Vorobyovy Gory)から徒歩10分の場所にある丘です。シティーセンターが存在感を放っていました。

雀が丘のスパローヒルズからの眺望

因みに、シティセンターツム百貨店があるアフィモールを間近で見ると迫力あります。

シティーセンター(アフィモールやツム百貨店)

目の前にはモスクワ大学もあり、あわせて観光することもできるので一石二鳥です。

モスクワ大学

勝利公園(Victory Park)

勝利公園の銅像

ドイツに勝利したことを記念して建てられたモニュメントです。

住所:Ul. Bratyev Fonchenko 7, Moscow, Russia

勝利公園駅(Park Pobedy)の目の前にあり、徒歩2分程です。

勝利公園

凱旋門を含めて銅像がものすごく大きかったです。

モスクワ川のクルーズ

モスクワ川クルーズ観光

モスクワ川を船で回りながら観光ができるツアーです。

地下鉄キエフスカヤ駅(Kievskaya)から5分の場所にフェリー乗り場があります。またはゴーリキー公園からも乗船できます。

モスクワ川クルーズの船乗り場

ラディソンホテルが運行しているフェリーをはじめ、様々なクルーズツアーがあります。

モスクワ川クルーズ

川から見る景色も陸からとは異なり格別です。

セルギエフポサード(Sergiyev Posad)

セルギエフポサードの街並み

セルギエフポサードは世界遺産で、黄金の環の1つであるマトリョーシカ発祥の都市です。

住所:至聖三者聖セルギイ大修道院 Sergiyev Posad, Moskovskaya oblast’,Russia

モスクワの市内だけでは少し物足りないという人にはちょうど良い郊外の観光地です。地下鉄ではいけないので、鉄道を利用し市内からは約1時間ちょっとです。鉄道の切符売り場を含め、英語が全く通じないので、行くまでの難易度は高いです。

観光客はツアーバスを利用する人がほとんどでした。

セルギエフポサードの行き方は、地下鉄コムソモーリスカヤ駅(Komsomol’skaya)を下車し、鉄道のヤロスラフスキー駅(Yaroslavsky)からセルギエフ・ポサード駅(Sergiyev Posad)まで行きます。ヤロスラフスキー駅はヤロスラブリ駅とも呼ばれます。

セルギエフポーサードはロシア語で「Се́ргиев Поса́д」と記載するので、こちらを見せたり、切符売り場で口にすると何とかなります。後は英語を話せる人が助けてくれました。グーグル翻訳を使うのもありです。

トロイツェセルギエフ大修道院がメインです。

セルギエフポサード入り口

お土産を売っている出店が大量にありました。マトリョーシカ発祥の地というだけあって、質の良いマトリョーシカが安値で販売していました。

セルギエフポサードのお土産売り場

行き方は難しいですが、自分の力で何とか往復できた達成感も合わさり、良い思い出でした。

モスクワ植物園(Aptekarskiy Ogorod Botanical Garden)

モスクワ植物園(Aptekarskiy Ogorod Botanical Garden)

大学付属の植物園で夏場は花が咲いていて綺麗です。入場料は300ルーブル程度。

住所:Mira ave 26/1, Moscow 129090, Russia

行き方は、地下鉄プロスペクト・ミーラ駅(Prospekt Mira)から徒歩7分の場所です。

モスクワ植物園(Aptekarskiy Ogorod Botanical Garden)のマップ

冬場はいっても花が咲いていないので、夏場がおすすめです。

モスクワ植物園の春の様子

春先に行ったんですが、かろうじて少しだけチューリップが咲いていました。

モスクワ植物園のチューリップ

アウトレットモール、百貨店、アルバート通りや新アルバート通り、ボリショイ劇場など、ほぼほぼ名所は巡りましたが、個人的には紹介した観光場所がおすすめでした。

僕個人はアルバート通りのようなに場所は苦手でした。観光客を対象としすぎていますし、なによりぼったくり系が多い。

新アルバート通り

食事(ロシア料理)が美味しかった。日本料理もあった

食事には全く困りませんでした。むしろ日本人の口に合います!

ロシア料理はもちろんですが、近隣国のグルジア料理(ジョージア料理)、ウズベキスタン料理、ウクライナ料理が混在しており、レストランも多数あります。

実際に食べて美味しかった料理、ローカルのファーストフード店、おすすめのレストランや日本料理店を紹介します。

美味しかった料理(ボルシチ、シャシリク)

実際に行くまではピロシキというイメージしかありませんでしたが、料理には恵まれており、どのレストランで食べても基本的に美味しかったです。その中でも美味しかった料理をピックアップ。

ボルシチ!赤いスープです。赤色で体に悪そうに見えますが栄養価が高いです。(カロリーは高い・・・)

ボルシチ

赤い理由は、カブを煮込んだ時にでる色です。サワークリームを入れて食べるのがローカルの食べ方。実はウクライナ料理です。様々な種類のボルシチを食べましたが、印象的だったのが、キャベツの器に入ったボルシ。アフィモールのレストランで食べました。

かわったボルシチ

シャシリク!ロシアのBBQです。

ロシアのシャシリク

チキン、ビーフ、ポーク、ランプ、鹿などの肉を串に刺して焼きます。付け合わせに玉ねぎがのっていることが多いです。ランプやポークがおすすめです。

シャシリク

ヒンカリ!

ヒンカリ

グルジア料理で小籠包と似ています。あつあつで中から肉汁がでてきます。ウズベキスタン料理店ではマンティがあり、ヒンカリに似ています。

ロシアのファーストフード店(テレモーク他)

現地のチェーン店があり、早い、安い、上手いと3拍子そろった伝統料理を食べることができます。

テレモーク!ロシア風クレープのブルヌイをメインで提供するレストランです。

テレモーク

小麦粉で作った薄皮にハム、チーズなどの具材を入れて包みます。ペリメニやボルシチもメニューにはあります。

テレモークのブルヌイ

想像できる味の通り、美味しいです。

テレモークのクレープ

クローシュカ・カルトーシュカ!英語でベイビーポテトという意味です。

クローシュカ・カルトーシュカ

じゃがバターの上に具材をのせて食べるファストフードです。具材はマッシュルーム、チーズ、ピクルスなどたくさんあり、自分で選びます。

クローシュカ・カルトーシュカの選べるメニュー

じゃがバターそのものも美味しいんですが、チーズなどをトッピングするとまろやかになって、やみつきになります。

クローシュカ・カルトーシュカのじゃがいも

ムームー(My-My)!牛のマークが特徴の人気のカフェレストランです。

ロシアのファミレス「ムームー(My-My)」

すでに出来上がって並べられている料理の中から、自分が食べたい料理を選んでいくスタイルです。こういう形式のレストランが多かったです。

ムームー(My-My)での食事

マクドナルドもあります。黄色いMのマークがなかったら何のお店か分からないですよね。

ロシアのマクドナルド

マクドナルドで驚いたのは、全ての店舗にセルフレジが導入されていることです。

ロシアのマクドナルドの自動販売機

決済にはクレジットカードしか使えませんが便利です。日本より進んでいますね。

国限定のメニューはラップ系やシーズンメニューでフィッシュアンドチップスがありました。(イギリスじゃないのに)

ロシア限定のマクドナルドのメニュー

トリップアドバイザートップのペリメニ専門店「Lwpim i Varim」

ロシアではペリメニという水餃子のような伝統料理があり、どのレストランでもメニューにあります。

トリップアドバイザー1位のLwpim i Varim

トリップアドバイザーでペリメニ専門店として人気ナンバー1のお店「Lwpim i Varim」に行ってきました。

住所:Stoleshnikov Ln., 9/1, Moscow 107031, Russia

店内はこじんまりしていて、スタッフが目の前でペリメニをつつんで調理しています。店員さんは英語が話せるので1つ1つ丁寧に説明してくれます。

Lwpim i Varim

イカ墨のペリメニを食べました。皮がモチモチで中はジューシーで美味しかったです。

モスクワのペリメニ

駐在員に人気ナンバー1の「シノック」

日本人駐在員の中で圧倒的な人気のローカルレストランがウクライナ料理を提供する「シノック」です。

住所:1905 Goda ulitsa 2, Moscow 123100

レストランシノック

店内はお洒落な雰囲気で、牧場のような家畜のような場所があることに驚き。密閉されているので衛生的には大丈夫です。

シノックの店内

シノックの牧場

人気メニューのボルシチは美味しかったです。

シノックのボルシチ

なかでも美味しかったのは、ビーフストロガノフ!マッシュポテトとビーフが別々になっているのを自分で混ぜます。

シノックのビーフストロガノフ

今まで食べたビーフストロガノフで一番でした。

ビーフストロガノフ

日本料理はICHIBANBOSHI

日本料理もちらほらあります。寿司ロールなどは現地の人も良く食べるそうです。丸亀製麺も数店舗展開していました。

そんな日本食の中で美味しかったレストランが「Ichiban Boshi」です。市内に3店舗あります。

住所:Krasnaya Presnya St., 22, Moscow 123022, Russia

モスクワの日本食はICHIBANBOSHI

安倍総理も訪問しています。日本食が恋しくなったら一番星にいって天ぷらや焼き鳥を食べていました。

モスクワの日本レストラン一番星

番外編では、ハチャプリ(Khachapuri)というグルジア料理のレストランもおすすめです。

住所:Ukrainskiy Blvd., 7, Moscow 121059, Russia
電話:+7 985 764-23-64

モスクワのハチャプリ

ハチャプリというチーズピザやヒンカリが美味しかったです。人気店なので予約をした方が良いです。スタッフは英語が話せます。

会社で評判が良かったロシアのおすすめのお土産

数10種類のお土産の中から会社の同僚、上司から評判の良かった4点を厳選しました。

国産チョコレート

実は、チョコレートが有名で値段も手ごろで美味しいです。購入場所はスーパーが一番安いです。

「クラースヌィ・アクチャブリ」のアリョンカは1番のおすすめです。

「クラースヌィ・アクチャブリ」のアリョンカのチョコ

パッケージが印象的でカワイイ。インパクト大です。味も評判良かったです。

アリョンカ以外にもブランドがあり、さらに値段が安いものもありました。大量のばら撒きように適しています。

ロシアのお土産チョコ

板チョコもあります。

「クラースヌィ・アクチャブリ」のアリョンカの板チョコ

「ババエフスキー」も地元では有名なチョコレート会社です。

「ババエフスキー」のチョコ

おじさんたちにはババエフスキーが人気でした。

「ババエフスキー」の板チョコ

量り売りもありました。

ロシアの量り売りチョコレート

ウォッカ

ロシアのお酒と言えばウォッカ!実際はビール文化で、お祝いの時しかウォッカは飲まないそうです。

お土産に人気なのは、高級志向のベルーガと庶民的なウォッカです。

ベルーガはサメの絵が特徴で、グレードがいくつかあります。

ロシアのウォッカはベルーガ

一番安いのと一番高いのを飲み比べましたが、違いが分かりませんでした。アルコール度数が高いのにむちゃくちゃ飲みやすく、翌日に残りません。

レストランでベルーガのウォッカ

こちらはレストランでも一般的で価格も比較的安価ですが、飲みやすいです。

レストランでXACKNのウォッカ

マトリョーシカ

マトリョーシカ売り場

歴史ある民芸品でカラフルな色の人形が、中にサイズが小さくなって入っています。購入場所はどこでもだいたい同じです。ベルニサージュ市場がお土産を買うには安いとありますが、わざわざ行くようなところではありません。現地の人も見向きもしないような場所です。

値段はピンキリで、安い物だと700円ぐらいから、高い物だと1万円を超えるものまで。違いは見た目と入っている人形の数です。

安い物は3ピースや中に入っている人形の顔を見ると適当です。一目瞭然です。

お土産としては最低限2000円以上の物が望ましいです。

スタバの限定タンブラー

世界中のどこにでもあるスターバックコーヒー。各国限定のタンブラーやマグカップがあることでも有名ですよね。

ロシアのスターバックスコーヒー

国限定品は、マトリョーシカの絵が描かれたタンブラー。サイズは大中小とあります。カワイイですよね。スタバに良くいかれる方で限定品好きには最高のお土産です。

スタバのロシア限定マトリョーシカタンブラーとマグカップ

他にも、サンクトペテルブルクやMoscowとかかれたタンブラーもありました。

他にも有名な物はたくさん

紹介した4点以外にも面白いお土産はたくさんありました。

サルの人形のチェブラーシカ、たまごの形をした綺麗な置物のインペリアルエッグ、オリンピックウエアを提供しているボスコスポーツの服。

食べ物では、ピロシキ、キャビア、いくら、ボルシチの素などです。

子供のおもちゃや洋服を選びたい場合は、子供のデパート「ジェーツキーミール」です。

ジェーツキーミール

ビル全体が子供関連の商品でいっぱいです。フードコートやレストランもあります。お土産屋さんもあるので、品質の高いマトリョーシカも買えます。

お土産選びも旅の楽しみの1つですよね。

90日間滞在して感じたこと

90日間以外にも春夏秋冬訪れましたが、良い国でした。

冬は正直むちゃくちゃ寒いですし、雪が尋常じゃないので困りましたが、夏場は気候も良いですし、花や緑が鮮やかで美しいです。

料理は美味しい、治安も悪くないし、料理も美味しいです。

僕自身、まだまだ一部分しか見れてはいませんが、モスクワ中心部を見ると本当に先進国ではないのかと疑うような風景ばかりでした(地方はまだまだでしたが)。

お会いした方々は、日本に対しても良い印象を持っている方が多く、道やチケットの買い方やレストランで困っていたら、優しくしてくれる人が多かったです。親日家が多い印象でした。

最後にロシア旅行に行く前に準備すべきことをまとめます。

現地でのネット接続は必須(お金がかかりますが、空港で借りれるWi-Fiやローミングを使う)、グーグルマップとグーグル翻訳とメトロのスマホアプリをダウンロード、電源変換プラグC。そして、パスポートは常に持ち歩く。

モスクワ観光を楽しんできて下さい!

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